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島村楽器 福岡イムズ店 シマブロ

島村楽器 福岡イムズ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

福岡ギター修理のすゝめその2~今沢カゲロウ氏使用楽器紹介~

皆様こんにちは。
ギターリペアマンの尾仲です!
前回のごあいさつに続き
fukuoka.shimablo.com

今回は、とっておきのネタをご用意しました!!

なんと、BASSNINJAことスーパーベーシストの今沢カゲロウ氏を直撃インタビューいたしましたーO(≧▽≦)O
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今沢カゲロウ氏についてはこちら。
quageroimazawa.com 今沢カゲロウ/ BASSNINJA


じつは、先日当店のイベント、今沢カゲロウライブ&セミナーを開催いたしました際に、多忙スケジュールであるにもかかわらず無理をいってインタビューさせていただきました!
今沢カゲロウさん、快く受けてくださりありがとうございました!

さて、今回は今沢カゲロウ氏ご本人に使用楽器をご紹介していただいた内容を対談形式でお届けします!

・・・皆さん今、な~んだ、ただの機材紹介かと思ったでしょΣ( ̄ε ̄;|||・・・
ここはリペアマン尾仲によるブログ!ただ楽器のスペックを紹介するなんてつまらない記事にするつもりはございません!
技術者ならではの観点から楽器をフューチャーしていきたいと思います( ̄∇ ̄)v ドヤッ!

それでは、ご紹介しましょう!今沢さんよろしくお願いします!
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まずは、こちら。
今沢カゲロウ氏といえばこれ!メインの6フレットレスベース!

MOON MBC-6 Q.I.SPECIAL

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・6フレットレス
・BODY:マホガニー(コア)
   :ウォルナット(外回り)
・ネック:エボニー指板onメイプル
・24フレット
・ロングスケール
・PU:Bartolini社製品
・ブリッジ:KTSチタンパーツ(ブロックタイプ)
・サーキット:Bartolini社 TCT。アクティブ・パッシブ切替可でミドルブースト付
となっております。

ではまず、今沢カゲロウ氏になぜMOONを使うのか、MOONにこだわるのか伺ってみました!

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今沢氏「私とMOONとの出会いは約30年前・・・アマチュア時代からMOON一筋でしたので、慣れ親しんでいるというのが一番大きいですね。プロとして活動していく過程でさまざまな楽器に出合いましたが、どのメーカーのものより弾きやすく自分の音を表現できる楽器でした。」

なるほど~、早い段階で自分の好きな楽器に出合えていたわけですね~。
そこから30年・・・
ん~、今沢さんはきっとプライベートも一途なんでしょうねヾ(>▽<)o

ではMOONのいい点とはどういったところなのでしょうか?

今沢氏「どんな演奏、スタイルでも高いアビリティを発揮してくれるところですね。また自分の指に素直に反応してくれるんです。その反応がとてもいいところですね。」

やはりフィンガーピッカー、ピッキングニュアンスをとても大事にしています!今沢氏のライブを見られた方はご存知だと思いますが、今沢氏のダイナミクスレンジの広さには圧倒されますもんねぇ~。あの奏法、サウンドを表現するにはかかせないポイントだったんですね!

では、各パーツのこだわりについて教えていただけますか?

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今沢氏「まずは、PUとコントロールですね。一番大事にしているところはバルトリーニ社製のPUとプリアンプTCTの相性の良さですね!私はアコースティック感覚でベースを使いたいので、あくまで指で出せる、コントロールできる音にしたいので、プリアンプはそのためのEQとして使っています。」

なるほど、しかしアコースティック感覚でだとパッシブのほうがいいのではないですか?ピッキングニュアンスも出しやすいと思いますし。

今沢氏「そう思われるんですがね、私の場合ソロでやることもありますし、サポートでバンド形態でやることもあります。そのさまざまな状況に対応するにはアクティブの方がいいんですよね、アクティブだとEQで音を整えることができるので。あくまで私のEQの使い方は、積極的な音作りではなく、音を整えるための使い方です。また、もちろんパッシブも必要ですので、アクティブ/パッシブの切り替えを搭載しています。また切り替え時には同じ音量になるように調整をしています。」

ん~、たしかにパッシブ/アクティブの切り替え時の音量差は今沢氏のようなプレイスタイルだと使い辛いかもしれません。理にかなった調整ですね!

今沢氏「配線はパラレルからシリーズに変更しています。また、ミドルがブースト/カットできるところも私のサウンドには必要不可欠です。ミドルレンジが肝なので。」

さすがはプロ!といいますか、アーティストですね!自分のサウンド、楽曲を表現するための楽器!すべて考えられた仕様となっているのですね!素晴らしい!

次にブリッジですが、どうでしょうか?

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今沢氏「ブリッジ自体は変えていませんが、サドルはKTS社のチタンサドルに変えています。サドル自体の容積が大きいことであたたかいサウンドになるんです。ちなみにナットは牛骨です。」
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ベースやギターの振動を直接伝える最重要パーツ!こだわらない訳にはいきません!

おや?ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?

おやおや!?!?

これは何でしょう??こんなストラップピン見たことあるようなないような…。
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今沢氏「実はそれストリングガイドなんです。」

なんと!!!ストラップ外れ防止にボタン型のストリングガイドが改造されて付いています!
どおりで見たことあったわけです(≧∇≦)b

今沢氏「もとはストラップを挟みこむようにダブルで付けていましたが、今は下側を削って小さくしています。」

ほほー、知恵ですねー!実際に改造したのはMOONの職人さんですが、安易にロックピンを使わないあたりが職人さんらしいですね!この応用力、見習わなければなりません!

最後にベースのセッティングをチェックさせていただきました!

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各所バッチリにセットアップされています!高は12F上で6側から2.5mm~2.0mmにセッティングされています!
フレットレスであることと、今沢氏のプレイスタイルからもっとベタベタに低い高かと思っていました。

今沢氏「よく言われるんですが実は違うんですよ。高を下げた時の特に開放でのペチペチした音が嫌いなんです。テンションのかかった張りのある音の方が好きですね。」

は何を使っているんですか?

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今沢氏「これです!以前はずっとArkey社のを使っていましたが最近XOTIC社に変えました。」

なぜですか?

今沢氏「使っていたものが生産完了になっちゃって…」

笑笑笑


今までの流れからすると深い意味合いがありそうでしたが、予想以上に納得できる答えが返ってきました!






以上、今沢氏のメイン機をクローズアップしてきましたが、如何でしたでしょうか?
ただ単に良い楽器を使用するのではなく、ひとつひとつのパーツに至るまで全てに確かな意味がありましたね!
要所要所で今沢氏は「楽器は身体の一部だ」とおっしゃっていました。
自分の表現したい音、楽曲にするためのこだわりぬいて仕上がった1本があるわけです!
だからこそあのサウンド、プレイがあるんですねー!!


さて、次回も今沢カゲロウスペシャル続きますよーヽ(・∀・ )ノ
内容は、今沢カゲロウ仕様HISTORY BASS徹底解剖&スペシャルインタビューをお届けします!
インタビューは、プロの視点から見たいい楽器とは?良い音とは?などなど知りたくてたまらない内容盛りだくさん!

乞うご期待!!!

以上、リペアマン尾仲でした。

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